書体(フォント)という言葉は、PCなどを利用しているときによく見る単語だと思います。
こちらの記事では、書体(フォント)とは何か解説していきます。
書体(フォント)とは?
書体(フォント)とは、同じコンセプトのもとでデザインや装飾された文字を指します。
さまざまなコンセプトがありデザインされているため、書体の種類は多数あります。
同じ文字を表すのにいくつもあるため、より意味が伝わるものを選ばなければなりません。
書籍においても、どの書体を使うかで意味の伝わり方が変わってしまいます。
書かれていることは一緒でも、違う話に感じてしまうほど書体は視覚から大きく印象づけます。
どんなことを伝えたいのか今一度しっかりと考えて、ピッタリな書体を選ぶようにしましょう。
実際に比べてみよう
書体は種類が豊富なため、いまいち種類を聞いてもピンとこないかもしれません。
文字を実際にさまざまな書体にして、比べてみましょう。
一番しっくりとくるものを選んだら、その書体を使って文章を書いてみましょう。
今はフォントとして選びやすい
昔から書体はさまざまありましたが、使う場合も大変でした。
印刷もアナログだったため、書体ごとに文字の活字を準備して印刷していたのです。
この印刷方法を、活版印刷と言います。
これははんこのようなもの(版)を作り、それにインクを塗って、紙に押し付け、印刷するものです。
しかし、現在はパソコンなどデジタルが普及し、書体選びも楽になりました。
フォントという形で、自由に選び、使えます。
どんな雰囲気の文字になるのかも、パソコンを使えばすぐにフォントを変えて試せます。
明朝体やゴシック体だけではない
スタンダードな明朝体やゴシック体、ほかにも楷書、行書、丸文字あたりはどのパソコンでも使うことができます。
(明朝体とゴシック体についてはこちらの記事を参照)
このスタンダードなフォントだけでなく、さらに新しいものもさまざま出ています。
より多くの書体の中から選べば、より書籍に合うフォントを見つけることが可能です。
新しいものは購入もできますし、中にはフリーで使える素材として公開してくれている場合もあります。
まとめ
書体(フォント)は同じコンセプトのもとでデザインや装飾された文字を指し、代表的なものには明朝体やゴシック体などがあります。
今はこのほかにも新しいフォントが出ていて、より書籍の雰囲気に合ったものを選べます。
何を選ぶかでグっと印象が変わってしまうため、フォント選びは重要です。
今はパソコンで自由に使うことが可能ですので、吟味して選びましょう。