2019年4月21日(日)に、久屋大通庭園フラリエ(名古屋市中区)にて開催される
「サン・ジョルディフェスティバル名古屋2019」のイベントへ、初めて協賛させていただきます。
書店が選んだ「子どもたちに読み聞かせたい本101冊」と題した展示販売を行います。
弊社刊行の絵本も並びますので、ぜひお気軽に足をお運びください。
「サン・ジョルディの日」とは
毎年4月23日。スペイン・カタルーニャ地方のサン・ジョルディ伝説を元にした、スペインの伝統的な祝祭日。
本場スペインでは、男性は女性へ、聖人の象徴である赤いバラに、繁栄を意味するムギの穂を添えて、
女性は男性へ、相手の好みそうな本や話題の本、写真集や画集などをそれぞれ贈りあっており、
今では男女ともに本を贈りあうことも多いとのことです。
日本では、日本書店組合連合会と日本カタルーニャ友好親善協会が中心になって、1986年にこの日を「サン・ジョルディの日」と定め、
2001年に公布された「子どもの読書活動の推進に関する法律」において、「子ども読書の日」に定められています。
また、ユネスコは1996年から世界図書・著作権デー(World Book and Copyright Day、世界本の日とも)とし、現在は国連の国際デーになっています。
サン・ジョルディとは
サン・ジョルディは、中世からカタルーニャ地方の守護聖人として、地域の人々に親しまれてきた騎士の名前です。
赤いバラは、龍退治の逸話によるもの。
龍にとらえられた王女を救った際、サン・ジョルディの剣の一刺しで龍の血が地面に流れ、そこに美しい赤いバラが咲いたという話です。
それが、なぜ「本」を贈ることにつながったのかというと、
サン・ジョルディの命日のこの日が、小説『ドン・キホーテ』の著者スペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの命日(1616年)であること、
『ハムレット』や『ロミオとジュリエット』で有名なウィリアム・シェイクスピアの誕生日(1564年)と命日(1616年)であることに起因するそうです。
どちらも文学に非常に縁の深い人物であることから、「本」と「花」という組み合わせになり、風習が広まったといいます。
「サン・ジョルディフェスティバル名古屋2019」のみどころ
コンセプトは「世代を超えた本による交流」
■絵本読み聞かせ&サイン会
人気絵本作家2名が来場し、絵本の読み聞かせとサイン会を行います。
真珠まりこさん:代表作に「もったいないばあさん」シリーズ、「おべんとうバス」など
長尾たくまさん:絵本「ぴっちとりた まよなかのサーカス」をはじめ、ストーリーからキャラクターまで作る「オリジナル絵本」や「メッセージイラスト」を中心に制作するなど、多岐に活動中。
■ビブリオバトル
参加者たちが、読んで面白いと思った本を持ちよって紹介し合うゲーム。
順番に一人5分間で本をプレゼンし、それぞれの発表の後に参加者全員でディスカッションをおこないます。
全ての発表が終了した後、「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行い、1位を決めます。
会場情報など
開催日 | 2019年4月21日(日) |
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開催時間 | 10:25~17:00 |
開催場所 |
久屋大通庭園フラリエ |
主催 | サン・ジョルディフェスティバル名古屋実行委員会(愛知県書店商業組合・日本カタルーニァ友好親善協会)、中日新聞社 |
入場料 | 無料 |
問合せ先 | 052-205-8330(愛知県書店商業組合) |
主催者HP | サン・ジョルディフェスティバル名古屋2019 |