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コロナ禍で転換期を迎えているスポーツビジネスを7名の執筆者がそれぞれの見地から論じた1冊

我が国において順調な拡大を見せつつあると思われたスポーツビジネスであるが,現在は転換期を迎えている。新型コロナウイルス(COVID-19)による「コロナ禍」である。
スポーツビジネス領域の経営実践者には現状の脅威のみではなく,機会の探索を志向した経営行動が求められ,その研究者には彼らのそうした経営行動をつぶさに描き出し,学術論文執筆などの研究活動を通じて理論へと昇華し,それを社会へと還元していく作業が求められる。
こうした背景を踏まえ,本書では,スポーツビジネスにおける「今まで」と「現在」だけでなく「,これから」を含め、スポーツビジネスについて, 7名の執筆者がそれぞれのバックボーンやキャリア,各々の長所を活かしながら各自の担当章を執筆している。
そうすることにより,理論的な見地のみならず,実践的な見地から個々のスポーツ事業領域についての理解を深めながら,それを捉えるためのビジネス,経営理論を理解し,スポーツビジネスへの理解を深めることができる。